オルタモントの悲劇
この話は69年12月にカリフォルニア州のオルタモントで開催された野外コンサートでの事件である。

開催場所はオルタモント以外にも数ヶ所の候補があったのだが
多額な使用料を請求されたり
翌年に公開される予定の映画の配給権を要求されたりしたため
予定されていた開催日寸前まで結論は引っ張られていたらしい。

短い準備期間なのが不安要素ではあったが
最終的にオルタモントで開催という方向に話が進む。

集客数は約50万人。
ストーンズ側は警備係として「ヘルズエンジェルズ」という暴走族集団を雇ったのだが
彼らはかなり暴力的な仕事をし、不運にも悲惨な事件が勃発してしまったのである。

コンサート開始、早速ヘルズは観客に暴力的な振る舞いをし始め暗い雰囲気が漂う…
しばらくして3曲目の「Sympathy For The Devil」演奏中に
場は喧嘩が絶えず演奏どころではなくなり一時演奏を中断…

そのときミックはマイクで「いつもこの曲を演るとなにかが起こるんだよ」と言った。
その後、場が落ち着いてきたので演奏を再開するが一向に喧嘩は絶えず雲行きが危うい…

7曲目の「Under My Thumb」演奏中
ヘルズがミックに接近した黒人青年をが撲殺してしまったのだ…

ここでの死者4人…

今では到底想像もつかない不運な出来事だった。

後にストーンズ側はヘルズに警備を依頼した事を
警察当局に明らかにしなかったことを理由でヘルズ側はミックを恨んでしまい

ある日拳銃を持ったヘルズの一人が
ミックの殺害を計画し待ち伏せるが幸いにもミックが現れず失敗…
次にストーンズの祝賀会の演奏中に爆発物を仕掛けようしたが敢え無く失敗…
何も被害を受けなかったミックは幸運だった

この悲劇はドキュメンタリー映像
「Gimme Shelter」に収められている

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